6月17日
ポケモン剣盾エキスパンションパス
『鎧の孤島』配信開始!


これによりガラル地方に入国できるポケモンの数が増え、
さらにガラルヤドラン「ウーラオス」といった新ポケモンも登場した。
多くの新要素が増え、対戦の環境が激変することが予想される。

とは言ってもランクマッチシーズン7の現状においては、
レギュレーションの問題でそれらの新しいポケモンを使うことはできない
それは来月のシーズン8を待つことになる。


だが、現シーズンにおいても既に使うことのできる新要素が存在する。
そう、教え技である。


■教え技

鎧の孤島にて18種類(各タイプ1つずつ)もの新技が教え技として登場した。

当然これらは既存のポケモン達にも覚えさせることができ、
現シーズンでも使用可能なのである。

今回はそんな新技によって超絶強化されたポケモンを紹介したい。


■イエッサン♂

876

特 性:サイコメイカー
性 格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:B4 C252 S252
実数値:135-×-76-172-115-147
ワイドフォース/ハイパーボイス/マジカルシャインorマジカルフレイム/トリック

男のCSぶっぱ。残り4は低すぎる物理耐久へのお守りとしてBに。
元々のS種族値が95と高めであるため、控えめSぶっぱでも最速ギャラドスより1速い。


ガラルタブンネことイエッサン。
夢特性がサイコメイカーであったため、ガラルカプ・テテフでは?との声もあったが、
テテフに比べて火力が控えめすぎたために違うのではないかとの見方が強かった。
だが、今回の新技によってやっぱりガラルテテフであることが判明した。


その新技とは「ワイドフォース」、エスパータイプの特殊技である。


・ワイドフォース

元の威力は80とサイコショック並とまぁ控えめなのだが、
『サイコフィールド時に威力が上がる』という単純明快なクソつよポイントを持っている。
その倍率は1.5倍、つまり威力120となる。

そして当然ながらサイコフィールド補正もかかるためさらに1.3倍
その上タイプ一致技であればさらに1.5倍となるのだ。

その威力は80×1.5×1.3×1.5脅威の234にも及ぶ。

イエッサンは特性により場に出るだけでサイコフィールドを展開できるため、
相手がフィールドを張り替えない限り、簡単に威力を出すことができるのである。


この威力234がどれぐらいの火力かというと、
前作(フィールド補正が1.5倍)のカプ・テテフのサイコキネシスとほぼ同火力となる。
iessann

前作のカプ・テテフがどれ程強かったかは、
魔境アローラを経験してきた方々ならば骨身に染みてよく理解しているであろう。

■ダメージ計算

与ダメージ

・ワイドフォース(サイコフィールド)
i815無振りエースバーン:103.2%~121.9%(確定1発)

i887無振りドラパルト:98.2%~116.0%(高乱数1発)

i479wH252FCロトム:75.2%~89.8%(確定2発)

i130H4ギャラドス:74.3%~87.7%(確定2発)

i143D252カビゴン:39.6%~47.2%(確定3発)

i530無振りドリュウズ:48.1%~56.8%(高乱数2発)


並程度の耐久であれば等倍はほぼワンパン
半減でもドリュウズ程度の耐久なら2発でぶっ飛ばす。やべぇ。

流行りのエースバーンもワンパン・・・・・・できるのだが、
実はサイコフィールドでの不意打ちは失敗するものの、
リベロでのタイプ変更は可能であるため、
スカーフがバレていた場合、不意打ちでワイドフォースを透かされてしまう
気をつけよう!


なおワイドフォース以外の火力はお察しなので、
できるだけワイドフォースを押し付けられるような立ち回りを心がけたい。





解禁ポケモンが増える来シーズンを心待ちにしている方も多いと思いますが、
新技のおかげで今シーズンでも結構環境が変動しています。

実は新技有りの旧ガラル環境が楽しめるのは今しかありません
残り半月という短い時間ですが、やってみてはいかがでしょうか?