ウオチルドンの顔が逆向きだと笑ってはいけない。



彼以外の、この世界全てが逆なのかもしれないのだから。



■レッドカードウオチルドン

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特 性:ちょすい
性 格:ゆうかん
持ち物:レッドカード
努力値:H236 A252 C4 D4 S12
実数値:195-156-120-101-111-69
エラがみ/氷柱落としor氷柱針/アイアンヘッドorロックブラスト/フリーズドライ

Aぶっぱ、Sは4振りカバルドン抜き、残りは適当に。

他のガラル化石たち、通称カセキメラの中でパッと見一番まともに見えるが
よく見ると一番やべぇのがこのウオチルドン

カセキメラたちの専用技である「エラがみ」「でんげきくちばし」
素で威力85とそれなりなのに、先手で攻撃するとさらに2倍になるヤベェ技。

・・・なのだが、S種族値55というかなり遅いウオチルドンにとってはなかなか厳しい。
スカーフを持っても実数値175で最速107族相当にしかならない。
トリルで使おうにもS55はトリルアタッカーにしては速すぎる。

夢特性の「ゆきかき」が来ればかなり先手を取りやすくもできるのだが、
現状では未解禁であり、化石系ゆえにいつ解禁されるかも全くわからない始末。


そこでこの「レッドカードウオチルドン」である。



■レッドカードについて

レッドカードは相手から攻撃を受けた際、相手を強制的に交代させるアイテム。

この「交代させる」というのがミソで、
実は「エラがみ」は相手の交代時、何故か交代先に対しても威力が2倍になる。
ちなみに蜻蛉返りやボルトチェンジで交代した際も同様。

この仕様をレッドカードで無理矢理利用することでウオチルドンの欠点である
Sの遅さ一切関係無しに2倍エラがみを叩き込むことができるのだ!



■使用方法

主に先発での起用がメインとなる。

レッドカードで相手の後ろに控えたエース格のポケモン引きずり出して破壊し、
相手の試合プランをも粉々に粉砕することができる。

レッドカードはダイマックスには無効化されるという欠点はあるが、
先発からダイマックスを切ってくる相手は少ないというのも大きな強み。



■差別化

だが当然ながらこの戦術、他のカセキメラたちにも同じことができる。
なら何故ウオチルドンなのか?
もちろんちゃんとした理由がある。かわいいから。

ウオノ/パッチ

頑丈顎でエラがみの火力をさらに1.5倍にしてくるウオノラゴン
はりきりで物理を全部1.5倍にしてダイマエースを張るパッチラゴン


そんな彼らとの差別点はズバリ「知られていない」こと。
一言で言えばわからん殺しである。

現環境下において超メジャー級である彼らが見せ合い時にいた場合、
相手はどう思うだろうか?必ずや警戒するのではないだろうか?
水や電気を受けられるポケモンを選出され、対策を講じられてしまうだろう。

その点ウオチルドンであればほとんど使われておらず、
相手は「なんだあいつ・・・なんだ?」となることは間違いない。
「よく分らんけど、上から殴れば怖くないだろ」と油断を誘う事ができるのだ。

パッチルドン

そういう点で言えばパッチルドンもウオノラゴンと同じことができる。
しかし、「エラがみ」「でんげきくちばし」のタイプによる差が非常に大きい。

パッチルドンの「でんげきくちばし」は地面タイプに無効にされてしまう。
特に現環境にはドリュウズが非常に多いのがとてもつらいのである。

わざわざレッドカードで引きずり出したのに、
地面タイプではい無効、とされてしまうととても悲しい気持ちになってしまう。
さらにパッチルドン自身も地面が抜群であるため、何も仕事できない可能性が高い。

その点「エラがみ」は水タイプ、無効化されにくいタイプである。
無効化される特性はあるが「よびみず」や「ちょすい」持ちというのは
ヌオーやトリトドンなど、「フリーズドライ」が4倍で刺さる奴が多いのである。
さらにウオチルドン自身も貯水であるため、彼らから致命傷を受けることは少ないだろう。


これらの点からこの戦術はウオチルドンが最適、というわけである。


■ダメージ計算

与ダメージ

・エラがみ(威力170)
i248H252B4バンギラス:111.1%~131.4%(確定1発)

i450H252B4カバルドン:100.4 ~ 118.1%(確定1発)

i468H4トゲキッス:80.7 ~ 95.6%(確定2発)

i130H4ギャラドス:43.8 ~ 52%(低乱数2発)

i635無振りサザンドラ:40.7 ~ 48.5%(確定3発)

抜群相手であれば余程のことがなければワンパンで破壊できる。
半減相手でも生半可な相手であれば半分ぐらい削れる。
ってかウオノラゴンってさらに1.5倍の威力出るって普通に頭おかしいよな。

・フリーズドライ
i195H244D4ヌオー:95.5 ~ 113.4%(乱数1発)(68.7%)

i423-eH252D4トリトドン:73.7 ~ 88.4%(確定2発)

i130H4ギャラドス:77.1 ~ 93.5%(確定2発)

Cに振っていないのでさすがに一撃とはいかないが、致命傷は与える事ができる。
それに呼び水・貯水連中はウオチルドンにさして有効打を持っていないので
そのまま殴り合っても勝つことができる。
ギャラドスに2倍エラがみ→フリドラはダイマされると耐えられるのは内緒だ。


被ダメージ

i635臆病C252サザンドラ
  りゅうせいぐん:60.5 ~ 71.2%(確定2発)
眼鏡りゅうせいぐん:89.7 ~ 106.1%(乱数1発)

i468臆病C252トゲキッス
       エアスラッシュ:34.3 ~ 40.5%(確定3発)
    DMエアスラッシュ:58.4 ~ 69.2%(確定2発)
   +2エアスラッシュ:67.6 ~ 80%(確定2発)
DM+2エアスラッシュ:116.9 ~ 137.4%(確定1発)

i555-g陽気ヒヒダルマ(五里霧中)
フレアドライブ:55.3 ~ 65.6%(確定2発)

ストーンエッジ:92.3 ~ 109.7%(中乱数1発)

ばかぢから  :110.7 ~ 131.2%(確定1発)

i130陽気A252ギャラドス
   パワーウィップ:68.7 ~ 81%(確定2発)
DMパワーウィップ:80 ~ 94.3%(確定2発)

   とびはねる:36.9 ~ 43.5%(確定3発)
DMとびはねる:55.8 ~ 66.1%(確定2発)

90-100-90という優れた耐久種族値を持っているので、
高火力で抜群を突かれなければ余裕を持って耐えることができる。
余談だがウオチルドンはカセキメラの中で最も耐久が高い。




レッドカードで引きずり出した相手を一撃で吹っ飛ばせると非常に爽快感があります。
みなさんも是非一度使ってみてください。
どうせクビナガの化石は余ってるでしょうし。